- K.O工房さんの同人ゲーム【終焉の魔女】の感想レビュー記事です。
概要
ダークファンタジー風プラットホームアクション
世界はかつて永遠の黄昏に包まれていた。
大陸の底では深淵の裂け目が崩れ落ち、闇の領主は絶望を糧とし、亡者を軍勢として、文明を灰塵へと砕き散らした。
神々は眠りにつき、国々は崩れ落ちた。
ただ一人、人々に恐れられ追放されし魔女だけが、太古の禁忌たる闇と星の力を継承していた。
彼女に救いなどなく、哀れみも求めない。
闇の輪廻を断ち切るため、彼女はひとり呪われた廃土へと踏み込み、鎌を刃とし、屍と嘆きの中を逆い進み、闇の領主の漆黒の玉座へ、唯一の復讐を誓い挑む。
これは絶望をもって闇を討ち、孤高の勇をもって深淵を焼き尽くす戦争となる。
そういう曖昧模糊なバックストーリーがあり、「闇の領主」が座す迷宮の奥地へと足を向けるのが本作の主人公。
角が生えているし人間ではないっぽい。魔法も使えるし魔女じゃないかな。道中何度も石像が現れてこの先に待ち構えている敵の素性を説明してくれるが、どうやらこのあたり一帯は「魔女狩り」が行われていたらしく、被害者のなれの果てや教会側の人間の末路がそのままボスとして登場している。その「闇の領主」も憎悪と怨恨が膨れ上がった存在なんだろう。
平均評価3.7か……
だからどうした?
この程度でビビっているようじゃDLsiteに跳梁跋扈する同人ゲームと戦うことはできないぞ
面構えが違う
海外の製作者のようなので翻訳はぎこちなくて硬いのですが逆に本作の暗くて陰鬱なダークファンタジーの世界観と上手く調和している感じがあります。ちなみにテキストらしい表現はこの「一躰の神像」のメッセージくらいなのでエッチシーンなどには影響しません。
それと画面右下に「trial version」と表示されているのは製作者の開発環境を示すものでありプレイヤーは何も関係ありません。
要するにUnityの体験版期間中に本作をゲームとして書き出したものらしくてこのような状態になっているんでしょう。
アクション性に関してですが……まあDLsiteで売られているアクションとしては平均的と評せるのではないでしょうか?
ACTジャンルはゲームの操作性がプレイヤー体験に直結しやすく「面白い」ゲームとして出すのが非常に難しいと思います。各所難はあるけどバランスはとられていると思うしクリアまでは遊べるし、高い評価は下せませんが商品としては成立している。そんなレベルです。
考えてもみろ。もしDLsiteで「面白いアクションゲーム」が出たらそれはすなわち年間級だ。魔女は復讐の夜に、シニシスタ、DECOY……どれも操作性良くてキャラ動かす分にはストレス感じないだろ
まあ確かに。
ハードルは高いけど突き詰めたゲームは傑作になるよな。
評価が低めな点について実際に私がプレイして感じたことを挙げていきます。
- ゲームパッド非対応
キーボードおよびマウスでの操作が前提となっています。しかしJoyToKeyを使えば各種アクションはゲームパッドにほぼ落とし込める(ステータス強化画面のみダイアログの✖ボタンをマウス操作する必要がある)のでこれはプレイヤーの工夫でなんとかなる部分だと思いました。
しかしアクションゲームを名乗るなら少なくともゲームパッドには対応しておくべきでしょう。
- 爽快感は無い
鎌を振ったり魔法を使ったりして異形を排除する本作のバトルアクションは全体的な主人公の動きのぎこちなさが気になりました。
鎌の攻撃には結構重めの硬直があり、次の行動……例えばダッシュや移動でヒットアンドアウェイを狙うモーションキャンセル操作はし辛くなっています。ちなみに防御にはすぐに移行できるので全く意識されていないわけではないみたいでした。
ただ、ボスに関してはこのキャラ操作性で対応できる範囲でバランス調整されている感じだったので、単純にアクションの気持ち良さが無かったのが良くなかったかなと思います。
ジャンプ着地で一瞬硬直するのも違和感があります。やはりキャラをスムーズに動かして華麗に戦っている感を体験できるようにするのがゲーム的な次の課題かなと思いました。
- 意味不明なカメラの挙動
狭い視野と広い視野のパターンがあり特定地点でこれらが切り替わります。これが狭い方。
この状態だと進行方向に移動していると敵の出現がまるで分からず、いきなり攻撃を喰らってゲームオーバー。結構理不尽な点でした。
そもそも本作はデフォルトだと16:9の解像度で画面サイズ調整ができるんですけど、何故か4:3の解像度があって上記のトラブルは横が狭いほど陥りやすい事態。CGのエロシーンもこの解像度に対応されておらず多くの見切れが発生していました。
なので私は途中からデフォルトの解像度でプレイしていましたが、今言った各解像度への対応が適当であることと何を意図しているのかよく分からず単にゲーム難易度を上げているだけのカメラの接近演出が個人的には一番嫌だった点でした。
グラフィック、特に一枚絵CGの方は美麗なのでエロ関係は異種姦好きR18G好きには刺さりそうです。ただCi-enによれば屍姦要素が審査で通らなかったとのことなのでそういうのを期待している人は無いものだと思ってください。ゴア系のシーンは主人公が首を飛ばされたり四肢を落とされたりそういった描写が主軸です。
グロ自体はそんなに比重が高くなく、ボス敗北でのみ発生します。
- 雑魚敵10種のアクションパートでの拘束凌辱+一枚絵敗北凌辱
- ボス敵5種のアクションパートでの処刑演出(R18G要素)
エロシーンの構成はこんな感じです。回想はクリア時に全開放されるので取り敢えずクリアさえすれば回想は容易で、この辺はしっかりしていました。G要素も設定でOFFにできます。
アクション性、要するに手触りの部分もうちょっと研究する必要があるのかなと思ったくらいで基本はそんなに悪いゲームじゃないし難易度も極端ってわけではなかった。まあ、概ね平均評価通りのゲームと言えるだろけど。
「ステージのボリューム面でも十分な内容を確保しておりますので、ご安心ください。」とあるがこれは逆効果だ。ボス戦以外は単調な雑魚捌きと地味な足場アクションが繰り返し発生していて特段面白くはないのに付き合わされるからボリュームは削った方がマシ。
長くやらせるには主人公の動作から練り直して操作面の違和感を減らして楽しいアクションにしてからだと思った。
攻略
- 所要プレイ時間:3時間
- エンディング等:1種
- 回想全開放条件:ゲームをクリアすると全開放される
- エロシーン傾向:アニメーション・異種姦・凌辱・リョナ・死
一章~四章までのボスは近寄って近接攻撃を誘発させ、判定が無い背後に移動して鎌で攻撃というルーティンで倒すことが可能だと思います。
五章のボスは攻撃範囲が広く移動が間に合いません。なので鎌攻撃をしたら防御で敵の攻撃に間に合わせるという戦法が正攻法。
このため基本的にステータス強化は攻撃力ガン振りで良いのですが五章のためにいくらかHPにも振っておいた方が良いです。
参考までにクリア時の私の主人公ステータスはHP170くらいでした。攻撃を上げてたまにHPとSP、くらいの認識がちょうどいいかなと思います。
まとめ
- 絵は良い
「グロ要素もある」くらいの捉え方がちょうど良いと思います。比重としては異種姦凌辱がメインになっていますし切断みたいなネタはアクションのキャラチップのアニメーションパーツを血糊つけて分断してみた程度のイメージであんまり情緒が無かったです。わざわざG要素を取り入れておいてこの程度なのか?と感じました。
シアン・ブレインがこのゲームのアクションをもう少し向上させてステージのグラも拘ったっていうような代物だけど。もっと頑張ればアレに近づけるかもね。イラストが良いから割とポテンシャルは感じる。
終焉の魔女 堕落 淫魔
一体何だったんでしょうか主人公
取り敢えず格好がエロいので主人公に関する設定やストーリーが不明瞭なことは不問とする
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コメント一覧 (6)
ボスより近距離カメラ+段差下に複数の敵がいる状況に何度かやられた
matimesan
が
しました
matimesan
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しました
matimesan
が
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