
- 若葉祥慶さんの同人ゲーム【サキュせかTE 〜誘惑に負けないで:サキュバスに管理された世界で〜】の記事です。
概要
重厚長大サキュバスファンタジー
――広大なエルフの森を舞台に繰り広げられる、サキュバスの饗宴――
目を覚ます。
見覚えのない森の中に、青年リュウはいた。
虫食いのように歯抜けになった記憶では、どうしてここにいるのかは分からない。
後ろ向きにはならず、行動を起こしたリュウは、頼もしい仲間となるシズカに出会い……
そして、出会う――「サキュバス」と。
翼を生やし、尾を揺らめかせ扇情的な衣装に身を包む。
『サキュバス』と遭遇した彼らの運命とは……。
幾万ものサキュバスを退け、数え切れないほどの世界を救ってきた淫魔ハンターのまちめ。
今回彼が介入者-ブリックヴィンケル-として征伐せしめる世界もサキュバスによって支配されているらしく、その背景には何やらのっぴきならない事情があるようだ。
だが心配いらない。淫魔ハンターまちめのカッコ良すぎる射精はどんなサキュバスもオホ声絶頂させる。オレは逃げも隠れもしない。どこからでもかかかってこい淫魔共。射精したらオレの勝ちだぞ
単刀直入に当記事について説明申し上げますと、まず参考になりません。というのは本作が製作期間4年を掛けてリリースされたものであり、テキストを読み進め選択肢を選びながら物語を進めていく商業アダルトに近い形の超ボリュームのADVゲームであるため、特にストーリー関係に関しては少し触った私程度では何も言えることがないからです。それにノベルゲームはオートモードで遊ぶ派なので一般的なプレイヤーより進行が遅いんですよね私。
私の肌感覚では4、50時間はかかりそうな分量だろうという見立てですけど既にDLsiteには3件レビューが投稿されており、こちらでは少しストーリー方面にも言及されているのでエッチだけじゃなくて物語の盛り上がりにも期待できる内容と思われます。
この作品は前作に当たる「サキュせか ~誘惑に負けないで:サキュバスに管理された世界で~」の続編のようで共通して登場するキャラクターやサキュせかを遊んでいるとより世界観に没入できる描写があるようでした。やらなくても大丈夫とのことで私自身、シリーズ初見です。奇しくもグランエンデ3と発売日が近いですね。
そんなこんなでグラウンドゼロの話を進めていますけど、取り敢えずエッチな女の子に誘惑されて搾られ続けるイベントが連続しています。そのためここからは主にエッチシーンに関して少し語っていきます。
エッチシーンのレビュー
GZの宿屋では結構誘い受けみたいなシチュエーションがありました。以降はサキュバスによる男性受けのエッチシーンが中心になります。エロの文脈としてはやはりプレイヤーの欲望に強く訴える同人らしいテキストになっていて、ここが淡白になりがちな商業エロゲとは一線を画す上質さがあると思います。
ASMRの台本に数々の挿絵や濡れ場の進行に従った変化演出があるような感じで、ボイスを聞きながら目でも楽しみたい。そんな使い方ができると思います。
逆転はしないものの、ちんぽや臭いといったプレイヤーのオスの部分を褒めそやし煽る点も多く見受けられ、特に私が好きな要素は「女の子もプレイヤーのちんぽだったりプレイの内容で興奮したり感じている反応が楽しめる」という点です。女性上位系のネタだとこういう部分がおろそかになりがちというかオミットされる作品もありますけどこのゲームにおいては女の子が気持ちよくなるために男をエッチでリードする、というような内容を多く味わえると思います。
ボイス・イラスト・テキスト三位一体となった高品質のエロシーンだけでもこの作品は購入する価値があります。
攻略
- 所要プレイ時間:調査中
- エンディング等:基本一本道で選択肢でバッドエンドに分岐
- 回想全開放条件:ニューゲーム時のイースとの会話で全開放可能
- エロシーン傾向:サキュバス・女性上位・誘惑・逆レイプ・フルボイス・一部アニメーション
取り敢えずこの項ではタイトル画面のおまけが開放される要素についてメモします。見なくても直接選択することで開放は可能なようです。
おまけ種別 | 備考 |
---|---|
ロールのおまけ | グラウンドゼロ「人間の町の記憶」ルートでエピソード終了後「誘惑に乗る」を選択し、「ロールとセックスする」を選ぶ |
まとめ
- とても長尺なゲーム。エッチなサキュバスに誘惑される壮大な冒険へ旅立とう
- 大御所だらけの強力なキャスト陣。イラストを眺めながら最高のボイスでシコる
アリシアが御苑生御大なんですけど、とても貴重な熟練の本気が見られて永久保存版ですわコレは。
あと本作の体験版は制作サークルさんのCi-en(もしくはFANZA)でダウンロードできるというものです。ボイスが一番容量多いですから、これにこだわっているゲームは体験版Ci-en配布になりがちですよね。