概要

悪が正義を堕とす物語

権力者「ヴィッツレーベン」は手段を択ばない。

自分に楯突く"戦姫"は、"任務"と称して敵地に送り、"敵"と共謀して罠に嵌めて失脚させてきた。

そんな彼は、歴代最強戦姫と目される少女「クロエ・シュヴァリエ」を次の標的に定め、陰謀を巡らす。

戦闘拘束エロ・正義のヒロイン敗北陵辱。本作が提供するフレームワークは「悪の権力者」視点で戦う女の子を貶めるというもので、一般的な拘束エロだと主人公である女の子を操作してどうこうするというものですがこちらの作品はヴィッツレーベンの視点でクロエを掌の上で転がす物語であるため、作戦中どのような方法で彼女を無力化するかなどをセッティングするユニークなゲーム性を楽しむことができます。

ほら、バステ戦闘ゲームってプレイヤーが敢えて加減する必要があるじゃないですか。エロを見る為に。

今回はそうじゃなくてクロエを全力で倒しに行けるから手心なんて不要なんですよね。持てるすべてをぶつけてこそ戦闘エロは楽しい。だから敵側でやったらもっと面白い。ということです。

ゲームは五章建てでヴィッツレーベンの卑劣な罠によってクロエを任務失敗させていくことでストーリーが進行します。また幕間にもエピソードが挿入され、ここでも荒れ切った人々の様子や不条理な恨みをぶつけられクロエの精神が擦り減っていく様子が描かれています。そうやって最強の聖隷戦姫隊員の自尊心と正常な心が少しずつ削られヴィッツレーベンの描いた青写真通りの結末に至る過程で様々な被虐と快楽に身を焼かれるのがとてもエロかったです。

クロエは任務失敗後の制裁とか「ラーテ」に敗北した時の陵辱がたたって弱体化していくんですけど、これはプレイヤー側も同じで各章のステージはだんだんとクロエにとっての任務の危険度みたいなものが下がるんですよね。要は万全の状態なら簡単に攻略されるはずの任務に格下げされていって、ゲームが進むほどクロエ本来の目的から遠ざかっていると。

こちらも最初使えた強力なユニットが出せなくなって最終的には弱いロボやクズ市民を使うしかないんですが、手札は弱くなる中でトラップをやりくりして更にクロエをドツボにはめるのが爽快でした。クロエを心身ともに蝕み最強の牙城を切り崩していくデバフの付与も打開において非常に重要。ポイントを割り振る形なので全部乗せできなかったのはちょっと残念でしたがプレイヤーの好みに合わせて懲罰してもステージの傾向に合わせるようにしても彼女にとって不利に働くことに変わりはありません。

だいぶこの国腐ってるんですよね。聖隷戦姫隊が最後の希望ってレベルで。終わってるのはヴィッツレーベンを筆頭とした為政者なのにクロエたちに矛先が向いていたり。そんなヴィッツレーベンノミクスの果実であるチンピラや半グレに輪姦されるネタも多くて、信念が折れそうになっているクロエに畳みかけるようにしてエロの追撃が発生する。救いようのない世界すぎる。

攻略

各章の裏工作

エナジーが残っている状態のクロエは回復も攻撃も強力です。エナジー削りも重要になってくるのでエナジードレインのトラップを経路に設置しましょう。これで削らないとクロエは低コストでHPを全快するため一番重要なトラップです。

本作各作戦によって配置できるキャラクターが異なり、マップの特性や罠を活かしてクロエの進撃を止める必要があります。回想ではスカウト済みのユニットの戦闘エロが記録されているので勝つことを優先してよいでしょう。

第一章

罠3にビーコンを設置すれば司令部を避け最下段のルート取りが確定するため、罠3と4にそれぞれアーマー破壊や媚薬ガスを設置しておけばハウザーで勝てると思います。

>第二章

裏工作時の説明にあるように罠2方向にビーコンを設置すると淫紋付与イベントが発生します。ただしこのルート戦闘は最大2回しか発生しないので、淫紋マスと指令室前（保険）に人型クリーチャーやハウザーを配置しましょう。もちろん拘束エロを見たいユニットでも可。

第二章幕間

コロシアムの工作としてクリーチャー強化剤を集めるのと、投薬後宝物庫に隠し部屋が出現してのアイテム入手があります。強化だけだとクロエに勝てないはずなので隠し部屋で遠隔強制絶頂機を取りましょう。取得後はクリーチャーが追いかけてくるので左の部屋に逃げてスイッチを押すと倒すことができます。

第三章

罠3（ビーコンA）、罠2（ビーコンB）という風に設置しましょう。アーマー破壊と淫紋付与が自動で行われるので他の罠を設置するのがいいでしょう。また出口2からイブリンの横やりが入ります。

第四章

ビーコンAを罠3、ビーコンBを罠2に配置するのが良いと思う。先にアーマー破壊やエナジードレインができるため。このステージは戦闘アクターが弱いので罠で弱らせましょう。

第五章

最初にアーマーブレイクしたいのでビーコンAを罠4に、固定のエナジードレインがある罠1にビーコンBを設置。現場前に警備ロボを配置し弱り切ったクロエにとどめを刺す。序盤に半グレやクズ市民を当てる形にした方が良いだろう。エナジードレイン罠は自前で2つ欲しい。

まとめ

最終ステージの第五章が結構シビアで楽しかったですね。警備ロボは中盤にスカウトできるユニットですけどその時点だと他のキャラの方が強くて戦力外だったんですが、この段になって一番頼りになる存在になっていました。ゲーム的には進むほどステージ難易度が上がっているんですけど戦いのスケールとしては小さくなっている。クロエの弱体化が際立つゲーム構成が面白かったです。

それと、ラーテと内通して悪事を働いている設定のヴィッツレーベンですが形式的にはクロエとは仲間なので任務失敗報告の形で敗北レイプの顛末を聞くエピソードが各話の最後にあります。これもクロエの尊厳を踏みにじり心を折る演出としてとても嗜虐心がくすぐられて良かった。毅然とした態度が消えて気弱になってくクロエちゃんが可愛いです。

戦姫の衣装もエッチすぎる。隊長のリュシエンヌもエッチシーンが1つありますが、どうぞ犯してくださいと言わんばかりにフリフリで女体をアピールするデザインが素晴らしいですね。

聖隷戦姫クロエ～「最強」が権力に沈むまで～

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