もちもち屋さんの同人ゲーム【ネトラレナイトメア】の記事です。

概要

サクッと魔王を倒して聖女と結ばれる……そんな未来だと思っていたのに

■あらすじ

魔王を討伐するため伝説に従い

勇者ユシアと聖女ネトゥーラの二人は18歳の誕生日に旅立った。

やがて出会う仲間、しかしそれは新たな試練の始まり……

伝説の勇者の活躍以来、魔族と人間はお互いに住み分けをしつつ仲良く共存していたという世界。しかし近年になって急激に情勢が悪化し、今までは形骸化していた勇者という役割に魔王の抹殺という重要な使命が加わり、当代の勇者として指名された主人公のユシアが伝説に従ってネトラ正教の聖女、ネトゥーラと共に冒険に出るRPG。

ネトゥーラに対しては夜毎彼らの崇める神であるネトラがささやきかけ、冒険のアドバイスを行うんですが……。

中年のおっさんを仲間にしろだとか性の手ほどきを受けろだとか正気を疑う啓示ばかりです。

このゲームはNTRゲームなのでこうしてネトゥーラから真の仲間である盗賊のオジに対して性的なアプローチをしかけていき、ユシア気付いた時には既に手遅れ……というものになっています。ただオジもそうですけど本作の登場人物割と真人間が多くネトゥーラがエッチの指導を乞う前までは至極真面目なおっさんとして同行していて、最後まで一貫しています。恐らくネトラ神がバカみたいな託宣を寄越しさえしなければ勇者の仲間として後の世にも称えられる存在だったことでしょう。

それで本作のストーリーに深くかかわっているものとして、魔王率いる魔族がネトラ正教からネトラ教へと宗派を鞍替えしたという背景があるようでした。伝説の勇者が魔王を倒して以来、人間も魔族も同じネトラ正教を信奉していて両社とも平和に暮らせていたのは事実。勇者という存在そのものが何か大きな潮流に乗らされているのではないかという諸所の疑念が物語の終盤で語られ、割とストーリーも読み応えのあるものとなっています。

このゲームは戦闘もなくキャラを動かして会話イベントとエッチシーンを見て行くだけの作品ですけど、たまにNPCなども重要性の高い情報を零したりして色々話しかけてみるのも面白いと思います。

そういえばウチは攻略サイトだから私の知る限り一番マイナーっぽいパロディネタの解説しますけど砂漠でこのサボテンに話しかけた時に流れるサウンドは「MOTHER」（2ではなく）でラスボスを倒す手段となる「EIGHT MELODIES」の一節です。

2が有名なので展開をご存知の方も多いでしょうけど、ギーグは祈って倒すという流れだったようにMOTHERにおいてもこのEIGHT MELODIESを歌い続けて倒すというボスギミックがありました。

ちなみに本作の内容とは全く関係ないです。

エロシーン

手描きのアニメーション（同人ゲームでも以前は主流だったコマ送りのやつね）とLive2Dのアニメーションがあります。

授かったギフトの弊害で、ユシアは自分が勇者として強くなっていくほどに精力が減退してしまうという状態になっていて、逆にどんどん淫乱になっていくネトゥーラはユシアの粗チンでは満足できませんし単純なセックス耐久力でも差が生まれてしまって結局は愛想を尽かされてしまいます。

そうやって2人の心が離れてしまったところに、少しずつデカチンポの味を教え込んできたオジに対してネトゥーラは靡いてしまうというシチュエーションです。

ムチムチデカパイドスケベ聖女

攻略

ゲーム終盤に回想ルームが出現します。

多少の謎解きこそあれど道なりに進んでいくだけなのとヒント機能があるので特に詰まるポイントは無いでしょう。

情報として落としておきますが、ゲームの進行によってステータス欄のメッセージが変化しているので見ておくといいかもしれません。

まとめ

前作も遊んでいるので切り口がユニークな作風は存じ上げていましたが今回も終盤の演出などにそういったセンスを感じるものがあり大変面白かったです。

まあ有名タイトルとはいえ結構古いゲームのネタ・ミームを知ってないと黒幕との戦い～スタッフロールまでの流れの意図が分からないかもｗ

魔王を倒して寝取られの事実を突きつけられたからか、はたまた魔王との戦いで広い視野を持つことを学んだのか、ユシアがこれ以降結構ドライな物腰になっていたのが面白いですね。聖女が寝取られて一皮剥けたんでしょう。

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作品情報

	ネトラレナイトメア
サークル	もちもち屋【Ci-en】
発売日	2024年07月23日
価格	1,870円
20%OFF 08月07日まで	1,496円
備考	体験版あり