栗pickさんの同人ゲーム【マインド・リュダ】の記事です。

エンディング情報やボス・対戦相手の詳細などの攻略情報とストーリーやエロシーンの感想レビューをまとめています。

概要

身体を蝕む淫欲の媚毒

宗教結社「リュダ」によって故郷である「暁の穂」を追われたセギは、夫であるユイアと身分を隠しながら慎ましやかな幸せを噛み締め暮らしていた。

しかしついに彼女たちが住む湖底遺跡都市ミィベにもリュダの支配の手は及ぶこととなり、強き兵を育て募るという名目で住人同士が果し合いを強制される暴虐にも等しい施策に再び運命が捻じ曲げられるのだった。

ユイアは両親の仇でもあった暁の穂の裏切り者、ズーテルカがミィベの管理者として赴任してきたことから彼の暗殺を決意するものの、その情報は筒抜けであえなく捕まってしまう。

こうして練兵会を前に取り残されたセギと息子。かつて自分たちの両親が身を挺してリュダの手からユイアと自分を逃がしてくれた時の揺るぎない決意の姿を思い起こしながら、今度は自分が愛するもの、大切なものを守る番だとセギは奮い立つ。

練兵会。男なら過酷な労働、女ならリュダの情婦……敗北者に待ち受ける凄惨な結末を回避し、セギは己の身に何が降りかかろうと困難に立ち向おうと藻掻くのだが……。

重厚なsenka

基本CG380枚ですって。ちょっと目が悪くなったかなって三度見するレベルですよ。

しかもこれ差分は別ですからね。同価格帯の10倍以上のスチルと考えたらその異常性はよくわかるかと思います。

本作は物語の至る所でCG付きのイベントが発生するようになっていて会話以外で得られる視覚的な情報が多く、世界観への没入感や登場人物たちへの感情移入が段違いです。

リュダによって支配された街の中で、それまで仲良くやってきた住人たちが突如として身内切りをさせられる悪辣な練兵会システム。主人公であるセギだけではなく彼女が戦うことになる対戦相手についても心情の揺れ動きの描写などを見て行くことができ、非常にドラマ性があります。

セギは練兵会に出場する義務以外にもお金をリュダに支払わないといけないのでエロRPGお馴染みエッチなアルバイトもこなします。

この画家の台詞、本作の核の部分だよね。

エロシーン

微エロや本番以外のシチュエーションにもCGがあり、セギの身を焼きつつある淫欲の魔の手の描写がじっくりと描かれているのがやはりスチルの多さの優位性が現れています。1つのシーンに複数のカットが使用される贅沢なイベント構成です。

結構本作はエロシーンの中にも物語上重要な情報が込められていたり、やはりかなりアダルトな作品なんですよね。エロ無くして始まらないっていうのかな、まさしくR18だぜって感じが。

乳首やおっぱいをいじめながら会話したり、恥辱と快楽に耐えながら受け答えしているシーンが序盤から何度も描かれていますけどこういうの凄くエロいですよね。AVのセクハラインタビューみたいな非日常感が楽しいです。

セギはユイアの為とはいえ、リュダの命によって対戦相手に勝っても負けても夜の奉仕をしなければならないというかなり理不尽な義務を背負っており、元々知り合いだったり親切にしてくれていた人と死力を尽くした戦いの後に女として奉仕するという流れになっています。これ凄く興奮しますよね。

セギは見ての通りの母譲りのデカパイで目が眩むレベルの美人でもあり、それまで善良な男性として理性をフル動員して彼女を性的な目で見ることなんかしてこなかった男でも、こんなのが雌の顔して股開いてきたらひとたまりもないでしょう。

まあとにかく「マインド・リュダ」の催淫効果により徐々に身体を淫欲に蝕まれ、家族の為に少しずつ自分の性を切り売りしていたのがいつの間にか泥沼にはまっているというエロ同人の黄金ルートが本作のシチュエーションになります。

セギのお母さんです。デカパイ戦禍

攻略

回想ルームは北の管理所入り口の右横にあります。

エッチシーンについての情報

遺跡での戦いにおいて、エッチシーンが発生する敵シンボルが居ますがこれは勝つだけで回想に記録されるようです。一方で遺跡でHPが無くなってしまった場合のシーンはしっかり自力で回収しないといけません。

回想ルーム北の部屋の情報ですが、三戦目のロザロの訓練イベントのようにセギが敗北してゲームが進んでいることがトリガーのエッチシーンも存在します。

エンディングの情報

回想ルームのHintに記載されています

• BAD END1:管理所にてユイアの延命支度金を払えない場合
• BAD END2:遺跡下層のボスを倒さずに五戦目を進めた場合
• Nomal END:練兵会で1回以上敗北し五戦目の終わりにイリメ宅に向かった場合
• True END:回想ルーム参照のこと
• ホジコ、フービィ、ロザロ、ヘベタ個別END:ノーマルエンドと同じタイミングで対象のもとに行った場合（ズーテルカにもあるらしい）

このゲームの効率的な進め方の例

この部分は一度ゲームを最後まで進めたうえで記述しています。

回想ルームの北側の部屋（セギのエッチシーン）を埋めるのとエンディングを全て見ることが本作の大きな目的であると思います。

回想ルームの西側部分はセギ以外のヒロインのエッチシーンです。【軍功帳】を読んだり練兵会の準備日でイベントをしっかり見て行けばほぼ全てのシーンが1周で埋まります。適宜回想ルームを確認しながら進めていけば大丈夫だと思います。

まず、このゲームの回想ルームは全てのセーブデータ共通のグローバルな管理をされていますが、一度ゲームをクリアすると仕様が変わってタイトルに戻らないといけなくなるようです。その為ゲームをクリアした後は入室した際に言われた手順を踏むか入室前にセーブをしてから入るべきです。

トゥルーエンドの要件は以下になっています。

1. 全ての練兵会の対戦に勝利する
2. イリメとの対戦時に弱性経皮毒を使い勝利する
3. 五戦目に遺跡最下層の罠を解除する

シーン差分を見る為の具体的なセーブタイミングは以下のような感じです。ロザロとの特殊訓練を見なくていいならトゥルーエンドベースで進めます。

1. 四戦目のイベント、「夜の闘技場」を見る為に三戦目で敗北する（ゾゾイェとの戦いの前にセーブ）
2. 四戦目のイベント、「祝えない記念日」を選択肢の差分を見る為に帰宅前にセーブ
3. 五戦目のBAD END2を回収する為に遺跡下層の主を倒す前にセーブ
4. 五戦目のイベント、「遺跡の罠」のパス入力の成否差分を見る為に事前にセーブ
5. 五戦目のイベント、「～との未来」のイベントを見るおよびエンディングの為にロザロに敗北する、ロザロとの戦いの前にセーブ

これ以外にロザロとの特殊訓練シーンを見る為にホジコやフービィに負けながら四戦目まで進める周回も必要です。

BAD END1は達成は簡単なので任意のタイミングで発生させてください

トゥルーエンドを見る為に気を付けるべきこと

1.ダンジョン探索をしっかりとこなしておく

ダンジョンではセギの成長アイテムと回復アイテムなどが手に入ります。店売りのアイテムはともかく、効果の高い回復アイテムも後半の激戦では重要なリソースとなり、1つ持っているかどうかでも明暗が分かれます。

探索はめんどくさがらず、遺跡の鍵もしっかりと開けながらセギを成長させてください。同様に四戦目までは面会によってセギのHPとSPも上昇するようなので忘れずにズーテルカに話しかけましょう。

2.ロザロとの訓練依頼を消化する

同じ理由でロザロとの訓練で取得するパッシブスキルも戦闘においてかなり大事なので必ず受けるようにしてください。

管理人のプレイ状況だと攻撃2回防御1回HP1回取りましたが、防御重めがいいのかなと思います。

3.特殊抗鬱剤

5戦目でロザロと湖底遺跡を探索した後、このアイテムを1つ入手できます。すぐに使用しても特に意味はなく、最終戦のズーテルカとの戦いの前に使用すると状態異常を解除できるので忘れずに温存しておいてください。

攻略フローチャート

出来るだけエッチシーンを含め【EV】を拾うように進めています。

このゲームの基本ルーティンは湖底遺跡ミィベの探索およびボスの撃破と、対戦相手の練兵会情報を収集するというものになっています。その日やることがなくなったらベッドで寝てください

プロローグ

1. 街の北の管理所へユイアを迎えに行く
2. 街を散策し会議の終わりを待つ（酒場、武器屋、道具屋）
3. 街の東の闘技場へ赴く
4. ユイアの試合結果を待つ（イリメたちと話し特別室を調べ、自宅方向に向かう）
5. 酒場に向かいロザロに話を聞く
6. ユイアの試合結果を待つ（闘技場へ戻る）
7. 町外れの遺跡に向かう【選択肢:顛末を見届けるを選ぶとCG表示】

一戦目

二戦目

遺跡には鍵がかかっていて、ホジコから「湖底遺跡の鍵（特注）」を購入して初めて奥に進めるようになるので日数的猶予期間が短いです。

湖底遺跡の鍵（特注）が買えるようになったら回復アイテムを買い込んでその日のうちにクリアするつもりで遺跡に挑戦してください。

三戦目

今回遺跡の探索自体は最初から可能ですが、ボスの討伐は四日目まで待たないといけません。それまでにアイテムの回収などは行っておきましょう。湖底遺跡の鍵は4本必要です。

四戦目

四戦目に気を付けたいのは遺跡探索です。経皮毒を作成する為に毒草を5つ採取しなければならないのですが、マップ移動時にランダムで遷移するマップが決められるらしく何度か移動を繰り返して未踏のマップを見つける必要があるようでした。購入する必要がある鍵は3本です。

ポイント

湖底遺跡:下層のボスを倒していないと五戦目のストーリー進行中に確定でバッドエンドになります【BAD END2】

これを回避するためには五戦目の一日目が終わるまでに遺跡下層をクリアしなければなりませんが、ノーヒント（回想ルームにヒントがあったわｗ）でギミックに気付かないといけないので結構分かりづらいです。下層はマップに黄色く光る植物があるマップを見たら北に進めばボスのいるマップへ辿り着きます。植物が無かったら一つ戻り再入場してください。

五戦目

兎に角ボスが強い。勝利を納めるのであればダンジョン探索をしっかりとこなし万全のステータスを築き上げておくべきだろう。ロザロとの訓練の機会はここまでで4回あるが、防御に振るのが良いかもしれません。

遺跡最下層の探索イベントで4ケタのパスワードを入力するシーンがあります。正解か不正解で発生するシーンが分岐するみたいですがパスワードは不明です。もしかしたらここまでの膨大なテキストの中にヒントがあったのかもしれませんが管理人は見落としています。

先ほども書きましたがトラップのコード入力成功はトゥルーエンドの条件になっています

info

ゲームをクリアした後にヒントを見ました。このパスで罠を回避していることがトゥルーエンドの条件ということで四戦目までに誰かが口走っているとのこと。

最終戦

バグだと思いますが最終戦の就寝イベントが発生しません。具体的に指摘すると最下層のパスを解除できず練兵会を全勝で進んでいる場合、宿屋2階のイベントが進まないために進行不能バグを生み出しています。なので遺跡のワイヤー罠を解除する前のセーブに戻って正しいパスを入力してくるか五戦目負けてください

少なくともver1.1で本バグは解決されていないようです（トゥルーエンド判定に使っている変数の問題だろうからそもそも1.0のデータじゃリカバリ期待できない）

この状況どのエンディングの条件にも当てはまらないからシステム的に実質詰みというか……。

info

上記の不具合は既に解決されています。

最終戦の進行について

五戦目までに練兵会で敗北を喫した場合、五戦目終了後に夜に誰のもとを訪れるか行動による選択を行ったかと思います。練兵会で1度でも敗北していた場合はその五戦目終了後の訪問イベントを発生させたキャラクターとのエンディングに分岐します。

最終戦はホジコの店に極回復薬と極栄養剤が入荷されるので最後の戦いに備えて5つずつ買えるよう遺跡で稼いでおくべきです。

ボス・対戦相手情報

まとめ

稀に暴力的なエッチシーン数やCG枚数でブン殴ってくるゲームが登場しますが本作がそれです。本当に去年のRANZEに引けを取らないくらい、最初から最後まで中身ぎっしりの大作です。

古豪の実力が如実に出ている充実した回想ルームも物凄い出来栄えです。未読のシーンには詳しい条件が記載されていて、既読のシーンにはエッチシーンの導入部分の説明があり物凄く使いやすいです。各種ヒントやガイドがありとても遊びやすい。

そして本作はセギの成長が探索や面会という特定のイベントにのみ限定されていることもあってかなり各戦闘ギリギリで勝てるくらいの調整になっていてこれも絶妙でした。普通にホジコに負けましたからね初見プレイ。私は初手ハッピーエンド方面を目指したかったのでリセットしましたけど。

エロ関係はもう言うまでもありません。数多あるゲームじゃ会話だけで流されるようなシーンにもスチルがあったり、その度にセギの男好きする身体が惜しげもなく描かれていてどんどんエロシーンへのボルテージが高まりますね。

過去回想の時点で才能あふれまくりである

クリア後の追記の感想

流石に年間クラスの面白さがあった大作でした。

個別ルートはNTRエンドとなり、女だてらに頑張ってきたセギの心も遂に折れてマインド・リュダの浸蝕にも屈し夫以外の男に心まで許してしまう寂寥感ありまくりのエピソードが展開されます。

だからこそ、このゲームは幸せな結末を見ないことには終われないという魅力があり、どれだけセギやイリメ・ラメたちが辛い目に遭っていようとも彼女たちの心に少しでも希望の灯がある限りは諦めて欲しくないという想いに駆り立てられます。

セギの心と身体を蝕む薬の影響以上に、物語が進んでいくと相対することになる相手も強くなっていきます。

ギリギリの戦いの中で活路を見出したり時には運（回避や会心）すらも味方につけるようなシビアな展開も演出としてまるで自分がセギになったかのようでした。

最後の方は自分がセギどころか再び後退してずっと彼女を応援していましたもんね。

本当に名作でした。シリアスタグは伊達ではありません。

作品情報

	マインド・リュダ
サークル	栗pick【Ci-en】
発売日	2024年02月29日
価格	1,540円
備考	体験版あり