
Chatte Noireさんの同人ゲーム【贄の匣庭】の記事です。
概要
人殺しの道具として、運命を受け入れたつもりだった
昔々、虐げられていた者達は、、一人の異邦人によってもたらされた『匣』によって叛逆を成した。
時は流れ、かつて虐げられた者達は七名家として繁栄を極めた。
しかし、七名家筆頭である四季家は男子に恵まれず、世継ぎのため、村の外から一人の青年を迎え入れることとなった。
その青年の名は八坂久朗。
『商品』としての生い立ちから、『人』としての機微に欠ける久朗であったが、四季家の長女、四季叶子との交流を重ねるにつれ、その心を動かされていく。
そして迎えた、婚姻の日——悪夢が生まれた。
このゲームは同人として売られていますが普通に公式サイトがあったり制作に関わっているクリエイターなどのクレジットからも明らかなようにプロの集団であることが伺えますが、実態としてこのゲームは商業エロゲの倫理団体に審査を通しておらず個人製作ゲームとして販売されているので、まあ時代の移り変わりとしてソフ倫やコンテンツ審理センターなどの機構は役目を終えつつあるという兆候かもしれませんね。実際パッケージで出さないなら通す必要ないみたいですし、新ブランドとしての出発なようでしがらみも無いんでしょう。
DLsiteの作者情報には泉水いこさんをはじめ大層有名なクリエイターの方々が名を連ねています。今回ゴリゴリのエロゲ的ノベルゲームに手を出したのも本作に携わっている方たちの名前に懐かしさを覚えたからにほかなりません。
泉水さんは主にVA系列のアダルトゲームブランド130cmで活動されていたイラストレーターで、代表作は、まあ私が遊んだことのあるゲームだと鬼うた。などがあります。贄の匣庭は"狂気と愛憎が織りなす和風伝奇ビジュアルノベル"と銘打った和風サスペンスの特色が色濃く、製作指揮であろう泉水さんの得意なジャンルの色が良く出た作品と言えるでしょう。
130cmは当時から毎回シナリオが他の美少女ゲームとは一線を画すエグさがあって一味も二味も違う異色のストーリーが魅力です。贄の匣庭もかなり猟奇的な側面を見せるグロゲーとしての部分がアピールされているようです。
こんなのが設定できるくらいにはね
日本人はDLsiteで買えばよい
このゲームはsteamでも同時に発売開始した作品ですが購入に関していくつか注意が必要です。
まずsteam版はパブリッシャーがSekai Projectでありエッチシーン関係は同梱されていないバージョンであること。steamはグロの方はかなり緩くてエロ絡みでないものはそのままみたいですけど、Sekai Projectが日本のエロゲを移植担当する場合エロは完全に隔離されるんですよね。
万が一steamで買ってしまった場合、DLsiteでエッチシーン関連を追加するパッチを購入し当てることができます。外国の方でDLsiteが使えない、もしくは使いたくない方は、パッチ販売業者であるDenpasoftで同様の処置を取ることができます。
管理人は日本IPでアクセスしているのでご覧の通り「日本人は来るなよ☆」とゾーニングされています。本作は知りませんが無修正パッチ等も販売しているからなのでしょう。そもそもSekai Projectの取り扱っている作品に関して日本はおま国ということです。
海外はエロ関係の規制が強くて、同人ゲームのsteam版も何か引っかかってエロ駄目となることが少なくないです。
日本人は大人しくDLsiteで買うのが良いでしょう。
今のところsteamに1件だけレビューが投稿されています。多分日本の方ではないと思いますが、
少し映画「ナチュラル・ボーン・キラーズ」的な流れでン展開した物語、グロの部分がそこそこですが、内容的は和式のアダルトゲー的なB級映画しか言えない
全体的に言うと、「あれ?これRPGMEKERのホーラゲーに作った方が面白いかもしれない?」という感じのゲーム、まだ、一本道なので、シナリオ自体が長くないので、「アカメ切り」のようなキャラ殺しが好きならおすすめと思います
だそうです。
このゲームかなりのシナリオ分量があって、この記事を書いている段階ではエロシーンがやっといくつか見たかなという程度。同人ゲームなら作品によってはもう攻略を取りまとめる段階まで差し掛かるものもあるくらいの長大さです。そこはノベルゲーム屋のプライドの見せどころなんでしょうね。
本作は殺人ロボットとして育った八坂九朗が島の有力者の四季家に婿として嫁ぎ、婚姻の儀から日常が大きく歪んでいくというものなんですが、2、3時間くらいやってやっとそのバイオレンスな部分が垣間見えてきます。かなり立ち上がりがゆったりしていて遊んでて満腹感を覚えるのがエロゲって感じがしますね。
同人の見せる展開よりも結構長丁場に展開を待つ必要があると思います。
エロシーン
本作のボイスに関して言及すると卑語修正が施されています。つまり「まんこ」だったら「ま〇こ」と聞こえるよう無音修正されている形です。
公式サイトのキャストを見るとエロゲーマーにとっては親しみ深い名前が沢山あったと思いました。おばあさん役なのでエロシーンは無いと思いますけど海原エレナさんとかエロゲ黄金期の一翼を担っていたレジェンドすらいらっしゃったりします。
このゲームはゴア表現が強めなので流血など苦手な方にはちょっときついかもしれませんが、陵辱や強姦シチュエーション、その中で快楽を感じてしまう女性に燃えるという方におススメです。メインヒロインの叶子のような若い女性も多いですが、妙齢の果実も楽しめるのが個人的には嬉しいところです。
この項目管理人がもう少しゲームを進めてエッチシーンを見たら追記しようかな。エロシーンまで遠いねんこのゲーム。※このゲームのエロシーンの大部分はシナリオのクライマックスに連続で発生します
猟奇的な表現も主に物語の後半からエンジンが掛かってきます。希とセックスしてるあたりまではまだ普通のゲームだった。
八坂九朗は殺人や暗殺の訓練だけではなく、拷問術にも長けているようでした、このゲーム最初のエロシーンは七草蓮華への微拷問ですが、エロを含めた女を辱める手段も一通りマスターしているようでそれはこれ以後展開されるこのゲームのエロシーンで嫌というほど分からされることでしょう。なお本格的なセックスとなると更に時間を置いてこの数時間後w
サンプルのコイツ七草家だから3時間くらいしてやっと名前が出てくるw
CV野々村紗夜だと!?ドビュルル
攻略
このゲーム何があるのかまだわかっていないので仮置きしておきます。
まとめ
- 美麗なキャラクター陣が織りなす重厚な物語…!
- やっぱエロゲとくれば陵辱だよな
このゲームは鬼のように登場人物が登場していますが全員イラストが美麗で魅入られますね。それにエロゲーらしく背景全てが描き下ろしのオリジナルであり、物語への没入感も同人とは格の違いが感じられます。
沢山のキャラクターが登場し、この七童島で巻き起こる騒動を盛り上げてくれています。値段を考えても破格のボリュームであり、エッチシーンやCG枚数も相応のものになっているので、まあ管理人は同人ゲームを普段取り扱っていますが一段クオリティの高い王道のエロゲチックなノベルゲームを遊んでみたい方におすすめです。キャストがとにかく豪華なんだよな。
ぶっちゃけこのゲームシナリオ的にも設定的にも割と九朗が無双します。人殺しの商売道具として育てられた彼に七名家の人間が敵うようなもんでもないようです。しかし物語は動き出す。婚姻の儀に贄の匣が齎した災いによって──
追記的な
ゲーム内でも説明されますけどこのゲームに登場する「コトリバコ」は結構有名なネット怪談が原典で、特級呪物の災いみたいな共通項があります。
コトリバコは「リゾートバイト」とか「危険な好奇心」とかその辺と同じくらい知名度があって今でもYouTuberとかが取り上げるくらい有名な話だったはずです。なんか登場人物が蔵でコトリバコ見つけて例によってジジイが「なんてもんの封印を解いてしまったんじゃ~!!」みたいな例の流れがあって再封印するみたいな話だったはずですけど。地域に住んでるいくつかの家が持ち回りでコトリバコを保管していたのを事情を知らないキッズが持ち出してしまったとかいう設定でしたよね。余談ですが危険な好奇心は一番好きな名作でオチもめっちゃ面白いのでホラー耐性のある方はご一読ください。
本作のコトリバコに入っているのはアレですけど、原典の方はへその緒だったかな?