
Fuyouさんの【EP's 銀勇少年】の記事です。
攻略情報と感想レビューをご紹介しています。
概要
マインドシーカー
ある幻の神秘的な力が、姉を治すために少年を誘導し、様々なファンタジー迷宮を攻略する物語。
少年の能力は低く、気軽にゲームをしようとすると、少年を姉の若い頃の姿に変身させることができますが、主人公がさまざまなエロ攻撃を受けるので注意してください。
EP's 銀勇少年はストーリーが一切の言語的情報を介さずに描写される異色のアクションRPGです。
ゲーム中の情報はアイテム以外はほぼドットイラストなどで表現されている為、本作はマルチな言語で遊べるというのが強みか。
しかし、「EP」ってそもそもなんなんだよとか「結局なんの話をしているんだ?」という当然の疑問も湧いてくるのが致命的な点で、言葉も使わないのでバグの報告や攻略情報の交換などの面でも円滑さを損ねている当たり前の結果になっているように感じました。
ゲームのボリュームは控えめに言って膨大です。それゆえに多くの情報をゲームのイラストなどから言語化するというのが難しく、過去どんなバグゲーでも高難易度であっても記事を世に送り出してきた当サイトでも攻略情報の制作を躊躇うほどのめんどくささがある作品でもあります。
回想ルームはあるのですがどういったエンディングがあるのかとか、どこで何が見られるのかというのも無いので言葉を排除した作品テーマがはっきり言ってデメリットにしかなっていませんでした。
エロは良い
本作は全12ステージを主人公の少年を操作しながら進んでいきます。途中シナリオに関係するようなエピソードや別視点での他のキャラクターが何かしているイベントが描写されますが何をしているか分かりません。
設定では現実世界と精神世界というものを主人公が行き来しているらしいですがちょっと説明不足過ぎてストーリーは謎です。
アクションパートは少年の主人公か姉の過去の姿、つまり女の子のスタイルでダンジョンを冒険することになります。
エロトラップの数は異常というべきボリューム。衣装差分や状態の変化など組み合わせはいくらでもあるという立ち絵の変化とエロの幅が見られます。
片方の世界は何故か時間が止まっている風の演出がされていて、EPを消費してNPCとエッチを行うことができます。多分クリア後のコンテンツなのかな?
ダンジョンも高難易度
迷宮です本当に。何をしたら先に進めるのかヒントが薄いこともしばしばありました。
一部ギミックを無視できるショートカットもあるのですが肝心な所でなかったり一歩進めばエロトラップという状況がストレス多かったです。後半ほどダンジョンは複雑化して長いものになっていき、精神が削られました。後半のダンジョンはゆめにっき感があって視覚的にもきつかったです。
まあめんどくさいゲームが嫌いな方にはおすすめしません。
エロシーン
敗北エロや立ち絵のトラップシーン、そしてNPCとのドットエロなどエロコンテンツの量は値段以上です。
しかし回想ルームを埋めるのは至難の業でしょう。なんせ何を見ていないのか分かりづらい。
攻略
ボスとの戦いは右上の予告動作を上回る魔法を選択すればカウンターみたいな形になる的な説明がありましたが後半はそれを無視しているような……。
とりあえず女の子状態はHPにもダメージ受けませんしコンティニューし続けていればボスには勝てます。
ゲームとしては12個目のダンジョンをクリアしたらゲームクリアのようです。ゲームの展開によって姉が産む子供の髪色が変わるというオチがあるようです。
Ci-en見ても簡体字が飛び交ってて正直日本の客居るのか? と感じるレベル。
まとめ
まあ国外のゲーム制作サークルということでなんかウェブサイトみたいなのもあるようで結構我々日本人としては疎外感を感じるゲームでした。
言葉で説明しないというのが割と致命的で、様々な広がりを阻害している要因になっているように感じました。
それは攻略もですしゲームの世界の説明もですし、簡易化というよりは放棄……。ライブアライブの原始編みたいな表現力があればまだわかりやすいのですが本作はマジで何やってるのか分かりません。あと回想の全開放も欲しいですね。相当不親切なのが気になりました。
ストーリーとかも内輪ネタなのかなあ?