
他力本願さんの【淫闘ダンジョン】の記事です。
レビュー・感想・エロシーンの傾向などの攻略情報をご紹介しています。
概要
このダンジョンをクリアできるのは〇モか〇ンポ
主人公エリック(名前変更可能)は高レベルの冒険者。罠やモンスターなど多少の困難には慣れていた。
ダンジョンの入り口で様々なサービスを行っているダンジョン教会のシスターに止められはしたものの、財宝や貴重なアイテムを求め足を踏み出すのだった。
エリックを待ち受けていたのはレベルドレインを仕掛けてくる淫魔のような敵だった。今までの敵とは異なる性質の相手に敗北してしまった彼は膨大なレベルを吸われてしまい、1からの再スタートとなってしまう……。
ダンジョン内の敵はフルボイス
サンプル画像無しというストロングスタイルで売られているこの作品が気になった方も多いでしょう。
このゲームの良い点を上げるとそれはエリックが戦うことになる女性たちは全ての行動にボイスがあるフルボイス仕様ということです。ダンジョン内の戦闘でエリックが敗北すると、手コキ、パイズリ等様々な手法で彼は射精させられ、レベルを1へと戻されることになります。
その際の敗北エロは勿論のこと戦闘中の攻撃や誘惑行為にもテキストと共にヒロインのボイスが再生されるというのがやはり強かったです。
またレビュー欄でも指摘されていますが一度敵に敗北すると、次回以降は「また搾られに来たんだ♡」というような形でボイスが変化するのもロールプレイ性が高く、お気に入りのキャラに敗北するという楽しみがあります。
ボイスの総時間が14時間とあるように本作は音声作品として楽しむのが主軸かもしれません。
キャストも圧倒的な面子です。声優の方のファンならプレイ必至でしょう。
森野めぐむ / 誠樹ふぁん / 井上果林 / ゆきかすみ / 大山チロル
VXACE
一方でこのゲームをエロRPGとして同じ売れ行きの作品と比べたりすると面白みに欠ける部分が散見されるかもしれません。
まずゲームエンジンがエロ同人界では型落ち扱いされるRPGツクールVXACE。制作サークルの独自のこだわりとしてVXACE使っているのかなと思ったのですがそういったオリジナリティを感じさせるものは特に無く、五万回見たハートのエフェクトだったり小さめのゲーム画面だったりとかなり古臭いです。
戦闘中のテキスト表示やボイス再生が多いゲーム性ですがVXACEで文句が出やすいダッシュの機能があったりCtrlでテキストスキップできるというのは非常に助かりました。他にもレベルドレインされてもそれだけSPになって返ってくるというシステムの為復帰がしやすいなどバランス面からも遊びやすさが考えられているなと感じます。でもやっぱりMVとかでやりてぇよ……。
イラストも非常に上手くてエッチなのですが射精差分が無かったり拡大するとジャギったりとゲーム中での扱われ方が微妙。
一度登場した敵もカラーが変更されたコンパチキャラとして再登場するケースも多数見られ実質的なイラスト使いまわしも多いです。
イラストは1キャラあたり立ち絵、脱衣立ち絵、敗北エッチCGというような構成となっていて値段から想像するような差分ボリュームではありません。ここは販売ページのサンプルが消極的だったことから歴戦のDLsiteユーザーは想像するに難くなかったでしょう。
攻略
ポイント
- 回想ルームでは全ての敵との再戦や敗北状況の調整などが可能でエロシーンが遊びやすくなっています。
- 4層のサキュバスを倒すとゲームクリアとなり、以降は自由行動となります。
ダンジョン攻略
- 道を塞いでいる中ボスの敵を倒し進んでいくことで1層から4層までを攻略していくことになります。
- 本作はSPという通貨のようなものがあり、敵を倒すと僅かに、レベルドレインされると大量に手に入るのでこれを使って主人公を強化していく形になります。
- 各層に到達すると新たに強力な装備などが追加されるので積極的に敗北してSPを稼ぐのも重要です。
- 「レベル5です」「レベル9です」は復帰に便利なアイテムなのでドレイン後に深い階層を進めていくときに便利なアイテムです。
まとめ
- エッチなお姉さんに誘惑されたい!
このゲームはお姉さんキャラ的な敵が多く、ソフトMシチュエーションが主になっているのでASMRでその手のジャンルが好きな方におすすめの作品です。基本的にヒロインは巨乳、爆乳というおっぱいの戦闘力を持っていてこれは私によし私によし私によしの三方ヨシでした。色々キャラが立っている女性が登場しますが個人的にはお嬢様や忍者が好みでした。
ボイス量的にも本作は音声作品の延長線上にあるというような内容でゲーム部分やイラストはおまけ演出のような感覚で楽しむのがいいと思います。
ただエロRPGとして見るとこれだけのボイス量を実装するのはかなり勇気がいるアクションだと思うのでそのチャレンジ精神は他の追随を許していないと思います。
最近だとトライアド・リリーティアみたいなのしかボイスをフル実装してやろうというコンセプトの作品が無かったのでこの作品からは中々の気合いを感じます。
最近ツクール2000という20年以上前の傑作ソフトで組まれたフリゲを遊んだんですがやっぱり古いエンジンって腕に覚えがある人が使い続けていてかなり洗練されたゲーム性だったりするんですよね。古い制作エンジン製って警戒するとともに期待をしてしまうんですよ。これ僕の悪い癖。