概要

スケベになって復讐を果たす！

看護師として普通に暮らしていたクレアは勤め先のごみ捨てを行っている時に男たちに攫われてしまった。

それを指揮していたのは善政を敷いていると評判だった国王だった。彼はダンジョンに捕まえた女を放り込んで淫乱調教を行い、自分の性奴隷にしていたのだった。

クレアも数々の犠牲者同様エロモンスターが犇くダンジョンに閉じ込められてしまったのだが、そこでサキュバスハーフのミリアと出会う。

ミリアは王様の欲望の被害者がダンジョンの中で産んだ子供で、母の復讐を果たすために潜伏していた。

最初自暴自棄となっていたがクレアだったが彼女の強い意志に突き動かされ、ミリアは復讐に協力することにしたのだが……。

体当たりアクション

このゲームはツクールなどでもよく見る接触戦闘が用いられたアクションゲームで、エロモンスターに触れることにより「スケベ闘気」を強化していく仕組みとなっています。

この接触戦闘の際にクレアはエッチなボイスによる反応を聞かせてくれますが、かなりのバリエーションがあってコンプリート要素があったりします。

3週間という期間のうちにスケベ闘気を強化して王様をぶちのめすのがこのゲームの目標となっています。

時間がないためすぐに活動を始めた2人ですが、特に物語の序盤は彼女たちのキャラクター性を掘り下げるエピソードが披露されこれが凄く重たい話が中心です。

初対面のクレアとミリアが同棲生活を続けることで次第に打ち解け仲良くなっていく様子もこの作品の魅力となっています。

フィールドではエロモンスターがどうこうという内容なのですがエロシーンのメインはふたなりミリアとクレアの絡みでした。

エロシーン

フルボイス作品であり天知遥さん秋山はるるさん山田じぇみ子さんらが出演されていてゲームとしても接触被弾ボイスを集めることが楽しみの1つとして用意されていることから特に声優ファンに嬉しい内容です。

最初にレイプしてきたゴブリンは粗チンだった

出会って数日で交尾

攻略

いきなり火の玉ストレートを投げますがこのゲームエロシーンやシナリオは良いのですがゲームパートがクソです。

まず操作面が劣悪。マウス操作不可・ゲームパッド操作不可です。WASDのキャラクター移動はともかくスキルボタンに相当するJKIOのキー配置は何だ？　これ。人間工学を無視してるだろせめてOじゃなくてLだよね？　一応キーコンフィグで変えることもできますがそういう問題じゃないんだよな。アクションゲームのくせにゲームパッド非対応の理由も分かりません。

ボイスを再生する都合なのかクレアの移動スピードも非常に遅く、家から出るのにも10秒くらい無駄にしながら出る必要があり家の正面からダンジョンに向かうのにも同じくらいチンタラ歩かされる始末でストレスが溜まります。これはフィールド上でも同じでアイテムを使うことで一時的にクレアが加速しますがまあこれも遅いですしそのアイテム自体が有限なのが怠い。

またこのゲームは簡単と言われていますが別にそうは思いませんしその証拠を今からお見せします。

本作は5ステージ存在していて1ステージにつき4面存在しています。各ステージ最終面のボスを倒すとそのモンスターとクレアのエロシーンが再生されます。

しかしこのボスがかなり厄介で攻撃が激しく上手くスタイルを変更して対応しなければあっという間に持ち時間が削られて挑戦失敗になります。

まあこれだけなら簡単詐欺のゲームで終わるのですが、次チャレンジをするときはまたそのステージの一番最初からになってしまいます。持ち時間は先細りでしっかり稼いでいかないとすぐにボスにやられて時間切れになるので結局そこそこ雑魚と接触して時間を稼いでいかなければなりません。これが非常に面倒極まりない。

また1-1のエリアボスを初めて倒したら強制的に帰還、1‐2のエリアボスを初めて倒したら……と望んでいないのに勝手に帰らされるシステムもイライラします。

エンディング分岐

Hモードのレベルで変化します。

まとめ

百合ゲーとして登場人物たちが心を通わせていく過程やエロシーンのボリューム、そして何より有名声優によるフルボイスが魅力的でエロシーン目的のプレイなら十分価値がある作品と言えます。重い話が多いのは好みですかね。

しかしエロシーン回収とボイスの回収には各ステージをクリアしたりやり込んでいかなければならないのが非常に苦しいです。

当サイトではレビューする作品に対してクソゲーと言うことはほぼありません。ツクールで作られたオーソドックスなおつかいRPGにいちいちそんな指摘をしても無意味ですしエロシーンさえしっかりこだわりを持って作っているのであれば特に文句はないからです。

この作品はUnity製でありゲームは各構成要素にかなり情熱が込められて制作されているからこそ敢えて言及しますがゲームパートの設計は独り善がりさを感じましたし私のように愚鈍でのろまなプレイヤーへの配慮があったならもっと評価できたと思います。誓って申し上げますが私が批判的な内容多めな記事を書いている時は本当にどうしようもなくて書くことがないゲームかゲームに製作者の魂を感じた時です。良いところを褒めるのもレビューですがダメなところ気に入らないと感じたところを指摘するのもまた真摯なレビューだと考えています。マジでこれは当サイトの威信にかけて言っています。真面目な創作物に真面目な批評を捧げるのが最大のリスペクトと思っていますので。

シナリオの作風からしてノベルゲーなら評価していたかもしれません。

これマジで萎えるんだよねレビュー封印しようと何回も考えましたよ。当サイトのレビューが皆様の購入判断に寄与できれば幸いであります。

作品情報

	体あたりセックスよろしくお願いします
サークル	おやしき
発売日	2023年03月16日
価格	2,200円
20%OFF 04月12日まで	1,760円
備考	体験版あり