
概要
最強と最弱の邂逅
歴代でも最強と名高い討滅巫女の菊花はある日大河童討伐の任務へと赴く。
大河童は卑怯にも仲間の討滅巫女たちの尻子玉を人質とし菊花を罠にかけてきた。
尻子玉は退魔巫女の力の源でもあり、一種の自我の保存先でもあった。
無抵抗のまま尻子玉を抜かれてしまった菊花は中身のないカラッポの人形同然となってしまい、魔物たちの手を渡り歩いた後とある魔物の奴隷となる……。
もう1人の主人公はゴブリン
本作は奴隷となり自我もどこかへと行ってしまった菊花がゴブリンの主人ガギーの所有物として過ごすことになるRPGです。
菊花は不手際によって奴隷へと身を堕としてしまい、自我すら失せてしまったという絶望的な状況ではありますが、ここで一見関係ない存在であるガギーの奴隷になることで物語はゆっくりと動いていきます。
ガギーはその辺の野生動物にすら勝てない最弱の生き物であり菊花を身代わりに戦わせることで窮地を凌いでいきます。
霊薬が好物でハイになるのが生きがいのガギーは菊花を連れまわしてはエロいことをさせたり、霊薬を奪ったり買ったりして欲望のままに生きており、この勝手な生き方が菊花を解放へと導くカギとなってしまうという興味深いストーリーが展開されていきます。
かなり世界観に細かい掘り下げが行われているゲームでありストーリーには関係無くとも魔王や勇者たちの存在描写されているなど、今回の物語も1つの世界のとある出来事を切り取って描かれているに過ぎないらしく、この世界は中々拡張性がありそうです。
この世界は人間の女性を奴隷として調教して売買するということが常識化しているようでゲームのあらゆる場所でゴブリンやオークの奴隷となっているNPCたちを見ることができます。
こんにちは~!
本来の菊花は魔物にボロボロにされた村を一瞬で修復できるハリーポッターの「レパロ」顔負けの神業が使えるくらい強いです。
そんな彼女が単独ではコウモリにすら負けるゴブリンの性奴隷となる王道とも言えるエロへのお膳立てが良いですよね。
エロシーン
回想ルームはゲームをクリアすると行くことができるようになります。
そう言えば尻子玉ですがこのゲームでは一種の人格排泄のような設定もあるようですね。
尻子玉の美しさも本人の実力に依存するのか?
調教バトル
攻略
ゲームには攻略ヒントのテキストが付属されていてメインシナリオ以外の隠し要素のヒント情報が記載されています。
ゲームをクリアすると討滅巫女本部左横の倉庫が解放され回想ルームへと行くことができる。
フローチャート
- 森で暴れる"河童の親玉"を倒せ!!を受注
- 森の南の洞窟でイベント発生
- ガギー操作パートで霊薬の隠し場所の情報を入手
- 気球に乗り交易所へ向かい「絵本」と「赤いリボンの奴隷」を交換
- 沼地の街の宿屋に泊まり夜に河童の倉庫で「尻子玉」を入手
- 霊薬を飲み菊花と操作を交代した後に大河童の屋敷へ
- 大河童を倒し沼地の街を解放
- 沼地の街の入り口の男と話し交易所へ
- 酒場の商人の話を聞き交易所南東で行き倒れている商人から「天空の城・通行証」を入手
- 天空城で隠し通路を見つけ脱出
- 九尾の豪邸へ行き隠し通路を確認、夜まで宿屋で待機して侵入する
- 九尾の豪邸で「菊花・尻子玉」を入手
- アジトでガギー単独の時に霊薬を飲むとメモ書きを残せる(フラグなのかは不明)
- 交易所のオークから「眠りの霊薬」入手
- 交易所の酒場で情報を聞き交易所の北へ向かう
- 討滅巫女の本拠地で大河童との最後の戦闘(調教バトル形式だが途中で普通のバトルになる)
その他の要素
- 日記のページ 1/5 沼地の森のテントの中
- 日記のページ 2/5 天空上へ向かう途中のテントの中
- 日記のページ 3/5 交易所の宿屋
- 日記のページ 4/5 交易所から南方向の奴隷販売所
- 日記のページ 5/5 交易所から北の勇者の前哨基地
- 交易所から南東のテントの中に「伝説の剣」
- 交易所のゴブリンから西の町までボンテージを運ぶ配達依頼を受注できる
- 天空城のからくりから九尾の屋敷まで霊薬を届ける配達依頼を受注できる
- 天空城で「霊薬抽出器」
まとめ
最強のヒロインが~という美学を追い求める方におすすめの作品。エロシーンはスパンキングや一部スカなどがありハードめなシチュエーションが多かったです。
正義の討滅巫女集団でしたが菊花が敗北してからは割と悲惨な結末を辿っているらしく冒険中各所で「ああ退魔巫女とかいうエロい格好して戦ってる巫女が居たよな」くらいの話のネタになっていたのが面白かったです。
マップ各所で見られるNPCたちの戦闘?の痕跡だったりかなり世紀末というか人間が必ずしもトップの世界じゃない雰囲気というか、ただのザコゴブリンであるガギーの目を通して見るあまりにも女性に優しくない世界観というものを楽しめた作品でした。
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討滅戦姫・菊花 |
サークル | マロン工房 |
発売日 | 2023年02月15日 |
価格 | 1,100円 |
コメント一覧 (10)
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