概要

日々の指導に身体で感謝！

北玄武学園には古くから伝わる因習とも言うべき伝統が存在した。各部活から優秀な者を選抜し戦い抜くチーム大会。その指導を担当する監督やコーチに「供物当番」と呼ばれる女子生徒が性的に奉仕するのだ。

この伝統は今やゲン担ぎやルーティンのようなものになっており、被害に遭った女子生徒が名乗り出ないことから半ば学園の噂話として生徒の間で語り継がれている……。

主人公の拓巳は学生時代にレジェンド選手として活躍していた野球部員で、現在は北玄武学園で教鞭を執っている。

部活チームを全国優勝へと導くため身を粉にして働く彼は、強化合宿の夜に密かに開催される淫らな「供物当番」の後処理も担当していた……。

戦闘メンバー兼精液便所

このゲームは例えるとしたらパワプロの栄冠ナインです。毎年ドラフトで決められる女子生徒４人でチームを組み、他の学園の生徒との戦いを勝ち抜き全国優勝を目指すゲームです。その折々で非常に多彩なミニゲームや別の要素、生徒たちのエピソードに「供物当番」としてのエロシーンが挟み込まれ、かなり独創的でエキセントリックなゲーム構成になっています。

最初からクリアができるようには設計されておらず、何シーズンも生徒の育成を重ね、装備を充実させるなどして準備をしていく必要があり、他のイベントが次々と挿入されるためにクリアまでとても長いプレイ時間を要します。

ドラフト生徒はネームドからモブっぽい娘までいますが、ポートレートが豪華なキャラに関してはLive2Dによる豪華なエロシーンが用意されています。

CG付きの生徒は基本的な性能も高く、ドラフトでも人気のキャラとなりがち。上手く引き抜けるかは運次第ではありますがもし引き抜けたのなら夏のお楽しみが１つ増えることになるでしょう。

陵辱以外はほぼスポコン青春ストーリーだったりする

実は供物当番の被害者には主人公が直々に記憶を消す処理を行っているのでレイプされた後も何食わぬ顔で活動を続けます。まさに北玄武学園の闇です。

特に夏の間には頂点を目指す生徒たちの葛藤や苦悩という青春模様が描かれたり、主人公に憧れた生徒が学園を卒業するまでに成長していく様子が描かれたりとエロ関係以外はかなり真面目で眩しいストーリー展開が多いです。

色々な生徒にスポットが当たる青春群像劇のような形で「供物当番」が霞むくらい青臭くドラマチックな物語を次々と見ていけるのがこの作品の大きな魅力。

これ陵辱ゲームだよな？

夏は特にイベントが多いです。

エロシーン

このゲーム、エロシーンが見たいならドラフトで獲得しなければならず、冬のルーレットで開放しておかないと出現しないキャラすら存在します。その為各所でセーブが可能でありほぼセーブ＆ロード前提の仕様です。

モザイクが大きいですがリッチなモーションアニメのエロシーンが最高。

バルンブルン胸が揺れ～

おまんこ推薦じゃん

下賤な精子で孕まされる姫騎士……

攻略

メモだけ残しておきます。探さないでください。

このゲームはかなり装備品やチームボーナスが重要であるため何シーズンも周回しないとクリアができないようになっています。全国大会で買える上位装備などは狙うべきでしょう。

シーズン３強化合宿後　園川千代里　が部長になる

シーズン４強化合宿後　ジュリ（攻撃力ボーナス？）かマイ（防御力ボーナス）が部長になりルーレットに出現？

供物当番

エロシーンの発生場所は生徒によって固定のようです。２回目以降はBPを貰うことができます。

モブっぽいポートレートの生徒はミニゲーム的演出の後にキャラチップによるエロシーンになります。

まとめ

目新しいギミックが満載の作品であり長時間遊べます。言い換えるならば長時間遊ばされます。

アイデアばかりが先行してそれゲーム体験的にどうなん？という課題は感じます。夜回りパートの体力とか必要だった？いらないよな？BPが使えるようになるタイミング遅すぎね？

また全体的にもっさりしておりテンポが悪いように感じました。今の時代高速化が要求されます。オムニバス形式のストーリーがどんどん流れていきこちらはさっさと全国優勝したいのに強制的に脇道を歩かされる気分になる。全国大会の敵の強さもシーズン６になるまで一切使い道のないBPからも感じ取れますが全国優勝への道のりはゲームの要素を出し切ってからクリアをさせるために序盤中盤においてはただ負かされる儀式となっており、かなりレールの上を走らされている感がありました。何回も同じことをやらされるためそういう部分も丸ごとスキップしたかったです。ドラフトのあの異様な遅さは何なんでしょうね。

好きな生徒が使えないのも駄目。ロード前提であるならゲーム中のシステムでカバーしてこそ良作。モブとネームド差別化しておいてそれはない。俺はね、爆乳の生徒で全国優勝したいんだよ分かれよ。「Aグループ」から一人、「Bグループ」から一人という選抜形式になっているのも駄目。Aに使いたいキャラ複数いてもどうしようもないです。そもそもルーレットで当たり引かないとドラフトにすら出てこないキャラが多いのもどうかしている。３２人もキャラがいるのに毎年１人増えるかどうかのバクチを数十分もかけてやらされるのは異常。

発想や着眼点が素晴らしい作品ではあるがツギハギ感が拭えず、ユーザビリティに非常に乏しい。ゲームにいまいち落とし込めていない感が強かったです。

ただここまで面白げなアイデアを詰め込める作品はそうそうないため、エロシーン目当てであるという方や奇抜なゲームを遊んでみたい方におすすめのゲームです。あとストーリーや設定関係は抜群に面白いと思います。

作品情報

	強化合宿の供物当番〜ドラフト会議で、凌辱被害者が決まる〜
サークル	FreespaceP
発売日	2022年10月28日
価格	2,420円
備考	体験版あり