dHR研さんの”異世界転生リチャード 夢の精とペイズ王国”の感想記事です。
概要
異なる世界の登場人物が一堂に会するお祭りゲーム
露出して生活するのが絶対のルールのペイズ王国に、dHR研作品の登場人物たちが異世界転生!
普通の女子校生の明日香や美琴や、中世からやってきたリチャードやアンナらの「異世界転生人」は戸惑いながらもペイズ王国に順応していき、元の世界へと戻る方法を探し始める。
最初は言語すら通じなかった異世界転生人たちであったが、リチャードとセックスすることで何故か言語が通じるようになり作品キャラ間での親睦も深めていく。
本作はdHR研スターシステムという感じのお祭りゲームとなっています。
↓
4時間とはいうが結構なボリューム
本作はイベント回想ルームで短いエピソードを見ていくことで次々と物語が進んでいく形式です。
動画CG回想のエロシーンは最初のイベントを見ると全て見られるようになっており、極論で言えばゲームをクリアする必要がありません。
CGについては説明にもあるように既存CGが63%、描き下ろしが12%、そして次回予告となる秘密のスチルが25%となっており過去作品キャラのエロと言うことでCGの再利用が6割を占めてはいるものの新しいものも沢山あり、ゲーム部分は完全新作となっています。
リチャードたちが元の世界に戻る為にペイズ王国を冒険するという内容ではあるものの、世界観が繋がっている次回作の情報も見ていけるということで結構注目度が高いと思いますよ。
本作は想定プレイ時間が4時間とはありますが実際のところはもっと遊ばないとクリアができず、それなりに稼がないと終盤に勝てなくなります。
アンナが探しているラレンティーナの剣をリチャードが所持していたりリチャードたちの世界の未来が美琴たちの物語であったりと薄い繋がりがあった作品群でしたが、今回まとめてペイズ王国へと転生させられています。
実は本作はお祭りゲーどころの話じゃないだろというくらいに世界観の掘り下げが行われており、純粋にdHR研作品を楽しみたいという人であれば絶対に遊んでおいた方が良いというレベルで内容が濃かったです。
ここは英語でリチャードと明日香が会話しているシーンですがリチャードは日本が近代化する以前に生きていた人物のため日本を知らなかったようです。こういう細かい設定を見ていくのも面白いですがもちろんサークル作品を遊んだことがないという方でも普通に楽しめます。私自身このリチャードや明日香美琴の作品は遊んだことがありませんでした。
ペイズ王国にごっくんフェラの秘技が伝承されていないことを嘆く、ペイズ王国世界の過去の人物であるセレスティア。彼女は直近最新作の「フェラテの王女セレスティア」からの登場です。
エロシーン
回想ルームのナナは選択肢の空欄を選ぶことでエッチができます。
あっレイプされてる!何とかしなきゃ!(見守る)
踊り子にジョブチェンジ
攻略
最終決戦では全員が戦う必要があり満遍なく育成したほうがいい気もします。
セレスは単独での戦闘もあるので育成からは逃れられません。
イベント
序盤のイベントにはフロアの移動が可能になる鍵が配置されているので見落とさないようにしましょう。
イベント | 備考 |
---|---|
悪夢 | 回想部屋の鍵 |
明日香と美琴 | |
異世界 | リリアが仲間になる |
エレンの夜戦 | 大広間の鍵があるので拾っておく |
言葉の通じない少女 | 回廊の鍵があるので拾っておく |
囚われた美琴 | |
アンナと明日香 | |
冒険者になる | ダンジョンが解放される |
リチャード倒れる | |
フェラテ・オプム~神託の塔~ | セレスが仲間になる |
異世界転生人 | |
童貞ボーイズ | |
<復活>アドニスの愉快な仲間たち | |
炎の吸血鬼アンジェリカ | |
戦闘後~エレン編~ | |
戦闘後処理~美琴編~ | 紅の明星 |
戦闘後処理~リチャード編~ | |
決戦前夜-明日香&アンナ | |
決戦前夜-美琴 | |
決戦前夜-エレン、リリア | |
決戦前夜-セレス | |
最終決戦 |
サブイベント
イベント | 備考 |
---|---|
冒険者狩り | |
王都での日常 | 中庭の鍵 ドラグーンの陣 |
忍び寄る脅威 | |
アンナの心の傷 | |
はじめての友達 | |
セレスとリリアの魔法講義1 | |
セレスとリリアの魔法講義2 | |
セレスとリリアの魔法講義3 | |
エロステ・オープン | |
アンナの回想 | |
リチャードの退院祝い | |
黄金の実 | ファランクスの陣 パルティアの陣 |
笑顔の秘密 | 明日香が歌姫にクラスチェンジ |
時を越えて | |
創世神話 | |
ミニチュアの箱庭 | |
明日香のポールダンス | 明日香が「踊り」を習得 |
踊り子アンナ | 踊り子の心得 |
まとめ
- 次回作のキャラなどを先取りしたい方
- お祭りゲーとして興味が湧いた方
意外と骨太。急ぎ足でクリアしようとしたら返り討ちに遭いました。
次回作情報が気になる方もチェックするといいでしょう。メインキャラが一堂に会するというコンセプトながら破綻が無いように上手くストーリーが料理されておりとても楽しいRPGだったと思います。
あとはどれだけ既存CGを受け入れられるかでしょうね。CG以外はほぼ新規ゲームなのですが。
フェラテの王女セレスティアの成長システムなども登場してちょっと懐かしい気分で遊べました。
異世界転生リチャード 夢の精とペイズ王国 | |
サークル | dHR研 |
発売日 | 2022年09月30日 |
価格 | 1,320円 |
20%OFF 10/27 まで |
1,056円 |
備考 | 体験版あり |