Hige to dekoさんの”ノロワレ島 ～ 噛まれたらもうおしまい ～”の感想記事です。

己の非力を嘆くがいい！！

概要

とある学園のオカルト研究部。

部費１万円という逼迫状況の中顧問の教師によって選ばれた合宿先は不審なツアー会社による聞いたことのない孤島だった。

男子のモチベが上がるということで静養中だった剣道部の瑞葉も加わり陰気臭いオカルト研究部にも彩りが出始める。

しかし、格安ツアーには裏があった。

島に着くやいなやツノが生えた住人によって襲われるオカルト研究部。

ここは「呪われた島」。瑞葉とオカルト研究部は島から生きて脱出できるのか？

丸太は持ったか？

真っ白な肌に紫の瞳。明らかに人間とかけ離れた風貌のトワ子。彼女たち”鬼”は定期的に人間を島へ招き入れ、食料として喰らっています。

島で鬼への抵抗を続ける島民によれば、男は十中八九殺されてしまいますが、女は性奴隷や交尾奴隷として飼われることが多く生き残る可能性があるのだそうです。

鬼は体液を飲ませたり接触することで女性を性的興奮状態へと導くことが可能で、１度捕まってしまうと快楽の虜となってしまうことが多く救出しても再び鬼の元へ帰って行ってしまう恐ろしい特性があります。

本作は瑞葉をはじめとした美しくて強い女性たちがヒロインですが、鬼との戦いや些細なきっかけから快楽の扉をこじ開けられ屈してしまうという快楽堕ちの鉄板のシチュエーションが特徴です。

クールビューティーでとても強い主人公の瑞葉。

体は小さいが強い意志を持つ瑞葉の親友の真由。

腕っぷしが強く鬼にも負けない、弟を探しに来た瑠衣。

元軍人で考古学者のサラ。

こんな綺麗な女性たちが漏れなく鬼の性奴隷となってしまいます。

滞在中の拠点となる村では鬼に捕まったらどう対処するのが良いかを教える女の派閥が存在します。

瑞葉ほどの実力者であっても鬼に捕まってしまえば一巻の終わりです。この詩乃という女は村で女ならではの鬼への対処術を教えており、自分たちとは違って武力で鬼をどうにかしようと研鑽を積む瑞葉を疎ましく思っています。

島の人間たちも一枚岩ではなく鬼と組んだり誘惑に負ける者も居て、美貌のヒロインたちが思わぬ罠にハマり淫欲の沼へと沈んでいくことも。

カンタン丸太接触バトル

このゲームは難易度がイージーとノーマルの２種類あり、メニュー画面で切り替えることができます。

アクション画面では瑞葉を操作する簡単なアクションゲームで島に巣くう鬼たちと戦っていきます。

瑞葉の装備には剣、槍、丸太の３種類の武器タイプがありそれぞれ特徴によって使い分けをしていく形です。

ステージの中にはこういったイヤラシイギミックもあったりと割と一筋縄ではいかないものもあったりします。SとDキーの回復アイテムを駆使して切り抜ける必要があるでしょう。

エロシーン

本作で特に多いのが洗脳や催眠シチュエーション。過去作品より過激な拘束調教シーンなどもあります。

些細なきっかけから快楽を受け入れるための下地を作り上げられ、どんどん過激なエッチをしていくようになるヒロインの痴態を拝むことができます。

凛とした表情の瑞葉がトロトロの顔をするようになるというのが何物にも代えがたい瞬間ですよね。

このマッサージ機欲しい

鬼に捕まり肉奴隷になる……

攻略

このゲームは取り返しのつかないルート分岐に際しては適時注意喚起のアナウンスが行われるのでその時にセーブをしてデータを残すと後々楽です。

基本的には分岐地点からは連続したエロシーンを含めたバッドルートとクリアに向けて進むルートに分岐するのでエロシーンを見ていきたいなら前者、ストーリーを見ていきたいなら後者から先に消化するのが良いでしょう。

またゲームをクリアすると回想を全て開放することが可能です。

ボスの強さは大したことは無くむしろ道中の雑魚敵をどうにか全滅させようとか変なことを考えるとノーマルだときつかったくらいです。道中の敵は気が向いたら戦うくらいで良いのでしょうね。

３種類の武器ですが剣＞槍＞丸太の順に次に攻撃を行うまでのクールダウンタイムが短く、連続攻撃をしやすいです。単純な攻撃力の高さなら丸太＞槍＞剣となります。

ボスは限られたチャンスでどれだけ攻撃を叩き込めるかがカギなので特にこだわりが無いなら剣がおすすめです。背後を取りクリティカルを安定して出せるキャラコンに自信があるなら丸太。バランスの良いのが槍になります。

ボス

三ツ目

• 体力が減ってくると３人に分裂してそれぞれが攻撃を行ってくる
• ヒット＆アウェイを心掛け背後や側面から攻撃を当てることを意識

八雲

• 瞬間移動と攻撃を交互に行う
• 爆弾を出している時は反撃を受けてしまうので注意
• 八雲を倒すとルート分岐に関わる選択肢

トワ子

• 戦闘前に分岐の選択肢がある
• トワ子は爆弾を設置し風を起こして攻撃してくるが隙だらけで弱い

八雲（２回目）

• 戦闘前に分岐の選択肢がある
• １回目とほとんど変わらない戦闘スタイル

ジョシュ

• 戦闘前の選択肢で下を選ぶとバッドルートへ分岐
• 四方の安全地帯から時計回りに移動しながら攻撃してくる
• 移動している時のみ攻撃が通るためそれを狙って戦う

まとめ

急に「でかした！」とキャラが喋ったりトワ子が明らかに雅様だったりと彼岸島ネタが少しありました。

そのせいでトワ子がラスボスかと思ったのですが全然そんなこともなかったです。

道を踏み外すと大きく話が逸れて破滅へと突き進むエロルート分岐が魅力。

力強い塗りでヒロインたちの芯の強さが伝わってくるイラストと、そんな強い彼女たちが鬼の快楽に抗えずにずるずると屈していってしまうエロシーンの様式美が素晴らしい。催眠や快楽堕ちが好きな方におすすめ。

ヒロインたちだけでなく竿役をはじめとしたサブキャラたちも個性的でキャラが立っていました。そのおかげでクリア後のエピローグであるヤケクソ記者会見も見ていて楽しかったです。まだ未プレイの方、エピローグ面白いで。

顔隠したり口元マスクとかすげえエロくなるよな。

作品情報

	ノロワレ島 ～ 噛まれたらもうおしまい ～
サークル	Hige to deko
発売日	2022年08月12日
価格	2,530円
20%OFF 09/08まで	2,024円
備考	体験版あり