【SCP-22615】JDとゴブリン屋敷。 : まちめのエッチゲーム団！

クレイジー二厘さんの”JDとゴブリン屋敷。”の感想記事です。

確保し、保護し、収容せよ

アイテム番号：SCP-22615

オブジェクトクラス：~~Safe~~ Keter

特別収容プロトコル

SCP-22615はサイト-■■■内の50m×70m×8m以上の広さの開けた人目につかない森の中に収容します。SCP-22615はその異常性から再配置が容易ですが、作業は安全監督者であるクリアランスレベル3以上の職員が行うようにしてください。

SCP-22615が視認されること自体は収容違反になりませんが、予期せぬ事態を回避するためSCP-22615は可能な限り一般人の目から遠ざける必要があります。SCP-22615の半径100m以内に監視役職員を24時間体制で2名以上配置し、SCP-22615に近づこうとする人間を警戒してください。

後述する補遺‐1とSCP-22615内部に設置した監視カメラの映像記録を受けて、SCP-22615のオブジェクトクラスを引き上げる申請が行われ、O-5評議会で審議が行われたのちにクラス引き上げが承認されました。

説明

SCP-22615は携帯可能な人が出入りできる洋館です。内部には他のSCPオブジェクトが多数収容されており、それらSCPの異常性を研究する為に職員が出入りしています。

SCP-22615外への収容物の持ち出し実験は~~行われていません。~~失敗しました。状態保全や安全性を考慮してSCP-22615外へ他のSCPオブジェクトを取り出すのは現在禁じられています。

SCP-22615は基底現実とは違う世界とポータルによって繋がっており、内部に置かれている書物に記載されている幾何学模様を床に描くことでSCP-22615-Aが別の世界から侵入してきます。幾何学模様を消すと世界間の繋がりが削除されます。また独特の魔法陣から催淫効果のある空間魔術的作用が観測されており、この魔術に暴露した女性は性的事柄への抵抗感や倫理観を喪失することが分かっています。そのため女性職員が出入りする際は2重のメンタルチェックを行い、魔術に影響されていないか厳しく確認する必要があります。

機動部隊がSCP-22615-Aを捕らえ、SCP-22615に収容されているオブジェクトの研究と並行してこれの生物学的特徴を解明中です。

SCP-22615-Aは人型の亜人です。高知能の個体は人語を解することが明らかとなっています。そのいずれも雄であり、人間の雌と交配が可能であり非常に獰猛で無力化されていない状態のSCP-22615-Aに武装無しに近づくのは許可されません。SCP-22615-Aは人間男性に対しては激しく敵対的な態度を見せますが人間女性かつ交尾・出産適齢期とSCP-22615-Aが見做した場合は性行為以外で危害を加えようとはしません。

SCP-22615と異世界のポータルは能動的に接続を遮断することができることと、SCP-22615ｰAが銃火器等の武装により鎮圧が可能なことからのこれらの危険性は極めて低いとされ、収容されている他のオブジェクトを含めSCP-22615はSafeと認められました。

補遺‐1

西暦2022年6月18日に3人の一般人女性がSCP-22615内部に侵入し、逃走する事案が発生しました。

エージェントによる3人の所在の特定・記憶処理を急いでください。

映像記録

SCP-22615内部に侵入した3人の一般人女性の監視カメラによる映像です。

侵入者はニーナ、クロコ、アザミという若い女性でした。胸の大きさなどから大学生と推測されています。

彼女たちはSCP-22615に侵入後財団職員を殺害したSCP-22615-Aに捕縛され生殖行為を繰り返し行った後、自力で脱出を行いました。

SCP-22615-Aの交配記録

SCP-22615-Aは人間女性に強い関心を示すことが既に解明されていますが、特にこの3人に対しては活発な反応を見せました。

ニーナ

催淫により女性のSCP-22615-Aに対する生理的嫌悪感が薄まり、性的快楽に陶酔し自ら交尾をせがむ様子が記録されていました。

アザミ

SCP-22615-Aに捕らえられた女性ですが自ら進んで腰を振るほど汚染されている様子が見て取れます。

クロコ

SCP-22615-Aの特性を分析していた彼女でしたが次第に生殖活動に夢中になり以後意味のないうわごとを述べるだけになってしまいました。

Keterクラスへの昇格措置

クォーターとみられる白髪のニーナと呼ばれた女性は脱出の過程でSCP-22615の異常性を新たに発見しました。

彼女が脱出の為に独自で試行錯誤を重ねた結果、幾何学模様を描くことによるリンクは、SCP-22615-Aが住んでいた世界以外とも繋がる可能性があることが確認されました。

後に財団職員による調査を経てSCP-22615-Aの世界以外にも3つの世界とのポータルが確認され、そのうち1つに関してXKクラス世界終焉シナリオを引き起こしかねないアノマリーを認知しました。加えて、このアノマリーに限っては我々の住む基底現実世界と全く同じ世界のものであると断定されたため、SCP-22615の収容状況如何に関わらず世界終焉シナリオが起こる可能性が示唆され、それまでSafeだったものからKeterへとクラスが引き上げられました。

引き続き対象アノマリーの究明と収容方法が議論されています。