背徳堂さんの”死んだはずの彼女～彼女でない“何か”に犯されて～”の感想記事です。

愛していた者のすべてを受け継いだ”何か”が迫ってきたらどうする？　絶対に抗えないでしょ

概要

彼女と同じ姿をした「何か」

最愛の彼女里沙を喪ってから２年。主人公信也は墓参りの為に地元を訪れていた。

墓参りを終え、里沙との思い出を振り返りながら何の気なしに立ち入った雑木林の中に異様な雰囲気を湛えた祠があった。

それから信也は死んだはずの里沙にまつわる不可解な事件に巻き込まれることになる。

本作はアドベンチャーゲームとなっており、クリックすることでテキストを読み進めストーリーを楽しむ形式です。

死んだはずの里沙を「既に死んでしまっている」と認識できているのは元恋人の信也だけという状況。

周囲の人間は里沙の両親であっても彼女がこれまで通り普通に生きていたと思っていますし、実際里沙は生前の里沙そのものの所作で他の人たちと関わりあっています。自分だけ記憶がおかしいのか、はたまた地元の人たちがおかしいのか、信也は疑念を抱き続けていきます。

お前…そのフェラチオどこで…？

一方の死んだはずの里沙は熱烈なアピールで信也に迫ってきます。

２年ぶりの再会に感極まってしまっていた信也はそれを戸惑いながらも受け入れてしまいます。

さすがにこれはおかしいと思った信也は祠を再度調べますが、そこには謎の女性が居ました。

どうやら何かを知っていそうな様子ですが……。

めっちゃおっぱいでかいな。

彼女との出会いから、里沙の正体や謎を究明する淫靡なストーリーが展開されていきます。

胸デカいですね。

エロシーン

ネタバレ気味になりますが公式でこんな方におすすめとエロシーンの趣向が紹介されているので引用させていただきます。

• 恋人を愛する気持ちを利用され、犯されたい
• 人をかたどった「得体の知れない何か」にぞくぞくする
• 絶対に負けられない状況で射精するのがたまらない
• 彼女以外の女とのセックスが一番興奮する

またエロシーンはキャラクターの動きが差分表示で表現され、里沙などが動いているような作りになっています。

里沙？に悲願の膣内射精

そう…これは里沙に惑わされない為の必要な行為…

🤯

攻略

間違った選択肢を選ぶとBad Endに直行するいわゆる脱落式です。

True Endへたどり着くと回想ルームへと移行します。

俺はどうするべきか……

祠を開く

その場を立ち去る→HappyEnd「幸せな未来」

もはや射精は止められない

このまま中に出す→Bad End「生きていた恋人」

口からペニスを引き抜く

俺はどうすれば……

このまま受け入れる→Bad End「性の奴隷」

里沙を押しのける

今ならまだ引き返せる

このまま受け入れる→Bad End「微睡みの抱擁」

意思を強く持つ

考えろ、打開策を……

昨日の事を思い返す

もうどうでもいい→Bad End「婬虐暴戻」

どうする、信也？

カズラハを受け入れる→Happy End「永遠の愛」

里沙と共に生きる→True End「思い出とともに」

まとめ

起承転結バランスよくコンパクトにまとまっていてなおかつ安くてエロく、文句なく面白かったです。

里沙もですがクール風な一ノ瀬のお姉さんが淫乱ビームを受けずとも結構性欲を持て余してるスケベキャラだったと判明するのがグッド。

本作がゲーム初挑戦のようですが漫画やイラスト作品を出されているサークルさんのようでテキストやシナリオ面はとてもしっかりしていました。とても良かったので次回作などがあれば期待大のサークルさんです。

少し不便なのが回想機能ですね。

クリアしたらタイトル画面から行き来できるようになっていればよかったと思います。

※ネタバレにつき白字反転※

カズラハって悪い大妖怪とのことでしたが改心したら良い妖怪にもなりえますよね。

Happy Endの永遠の愛では興が乗ったカズラハは信也が死ぬまで信也だけを愛すと言ってくれますし、子供も産めるみたいです。これボランティアだなもう。

一ノ瀬によって再び封印されてしまいますがいつか蘇ったら次は人の悲しみに寄り添って生きていく姿が拝めるのかもしれませんね。

なんと880円で遊べるので非常におすすめです。

作品情報

	死んだはずの彼女～彼女でない“何か”に犯されて～
発売日	2022年03月12日
価格	880円
サークル	背徳堂